連日の重度大気汚染に 最高レベルの煙霧警報発令

北京市気象局は1月13日(日)午前10時半、同日市内で大気汚染により可視度2000㍍以下の煙霧が発生するとして、観測史上初めて煙霧警報の最高レベルである煙霧オレンジ警報を発令した。
市内では10日(木)に重度の大気汚染が発生し、4日間連続で大気汚染の度合いをレベル別に示した「城市空気質量等級」の最高レベル6級「厳重汚染」であると識別された。
北京市環境保護監測中心の観測データによると、12日(土)23時の時点で西直門北、南三環、奥林匹克体育中心などの観測点で微小粒子状物質「PM2・5」の1立方㍍当たりの濃度が900マイクログラムを超え、西直門北交通汚染観測点では最高値となる993マイクログラムが観測された。
なお、15日(火)19時の時点で、市内ほとんどの地域での大気汚染の状態が3級の「軽度汚染」にまで回復した。
(1月13日)

~北京ジャピオン2013年1月21日号

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