北京の花火爆竹販売所83%減〝煙の出ない〟新型花火も登場

【北京2月10日】北京五環外に設置された87カ所の販売所で2月10日(土)、一斉に花火・爆竹の販売がスタートした。

今年の春節期間、北京市内の花火・爆竹販売所は全87カ所で、前年同期比で82・97%の減少。五環路内及び各区の指定禁止区域内には設置されず、東城、西城区はゼロ、朝陽、海淀、豊台、石景山の4区はいずれも大幅に縮小された。

北京唯一の花火・爆竹販売代理店、北京市熊猫煙花公司によると、今年よりロケット花火類、大型花火セットは全面的に発売中止となり、これに代わり新型のエコロジータイプ〝スーパーHD(超高清)〟が登場。関係責任者によると、この新型は高さ十数mまで上がるが空中で炸裂せず、煙霧も上がらないという。そのうえ燃焼時間は従来の花火セットの2倍で、価格は従来の半額だと紹介している。

~北京天津ジャピオン2018年2月26日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP