有効降雨107日間見られず 北京の最長記録更新も間近に

【北京2月6日】北京気象局の最近の発表によると、北京ではラニーニャ現象の影響で2017年10月23日~2018年2月6日まで有効雨量(降水量0・1mm以上)に達しない日が107日間連続し、観測史上最長の114日間に差し迫っている。

今年の冬は1月21日(日)の夜半から翌22日(月)の早朝にかけて市内の広い範囲で降雪があり、これが初雪と認定された。しかし降雪量は総じて少なく、特に有効雨量の基準となる南郊観象台では微量で0・1mmに満たなかったため、統計上ゼロとなった。

南郊観象台が観測を始めて以来有効雨量が見られなかった連続日数の最長記録は1971年から翌年にかけての114日間。この10年では2010年から翌年にかけての108日間となっている。

~北京天津ジャピオン2018年2月26日号~

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