子ども向け遊園地の安全性問題 消費者からのクレームが激増

【北京3月6日】北京市工商局によると、2月の消費者クレームフリーダイヤル「12315」への通報は1万9253件だった。このうち、子ども向けアミューズメントパークへのクレームが増加していることがわかった。

スタッフによると、これらのクレームは主に安全面と環境面についてで、前者は吊り天井が抜け落ちていたり、電線が剥き出しの状態が見られるなど、後者は多くのアミューズメントパークがショッピングセンター内の地下の隅にあり風通しも悪いことや、改装したてで塗料などの異臭がすることなどだという。ほかにもプリペイドカードを購入したが経営不振で閉店、料金の持ち逃げなどのクレームが発生している。

工商部門は父兄に対し、子どもの遊び場を選ぶ際には安全性に問題はないか、営業許可証や消防証明の有無を確認するよう注意を促している。

~北京天津ジャピオン2018年3月12日号~

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