【上海3月29日】上海市で近頃、ある男が刑務所内の合唱団に入団したいがため、10年以上窃盗を続けていることがわかった。
この男は45歳で、現在はアーティストとして活動している。いつか舞台で歌を披露するのが夢で、虹口区の「上海提藍橋監獄」に受刑者で構成された「新岸芸術団」があるのを知り、入団を決意。2007年から数々の窃盗を働いては、自ら身分証を持参し、警察署へ出頭してきたと話す。
最近では昨年11月に、嘉定区の病院で携帯電話3台を盗んだとして、懲役1年と罰金2000元の実刑判決が下されている。しかし男が合唱団に入団することは未だ叶わぬままだと言う。
~北京天津ジャピオン2018年4月16日号~