大学生の就職動向レポート「お金儲け」より「自己実現」重視

【京津7月2日】ホワイトカラー向けの求人情報を提供する智聯招聘が近ごろ『2018年大学生就業力レポート』を発表した。これによると、今年の卒業生が就職活動をする中で最も重視するのは「自己実現」の41・7%で、「仕事は生活の手段であり、金を稼ぐことが第一」と答えた23・19%の2倍近くに達した。

またレポートによると、卒業後の進路として就職を選んだ者が8割近くを占め、起業や留学は引き続き減少傾向。複雑化し変化の大きい経済環境の中で、学生たちの慎重な姿勢がうかがえる。

就職先としては安定した国有企業の人気が相変わらず高いが、実際には卒業生の6割近くが民間企業に就職している。

昨年辺りから取りざたされている「AIが仕事を奪う」問題には学生たちも関心を持っており、「創造性のある仕事」を選ぶ傾向も見られる。
~北京天津ジャピオン2018年7月9日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP