北京の有名ホテルも問題発覚 五ツ星ホテルの資格取り消し

【北京4月22日】中国文化和旅遊部公式WeChat(微信)によると、全国旅行星級(ホテルの等級)評価委員会は4 月21日(日)、8軒のホテルに対し五ツ星ホテルの資格を取り消し、5軒のホテルに対し12カ月の期限内の改善を要求したことを公表した。

五ツ星ホテルの資格を取り消されたのは、北京の「北京長安大飯店」、「北京九華国際会展中心大飯店(九華インターナショナルコンベンションセンター)」、「北京南宮温泉度假酒店」青島の「青島麒麟皇冠大酒店」などだった。また、12カ月の期限内に改善を要求されたのは、北京の「北京国際芸苑皇冠假日酒店(クラウンプラザホテル北京)」、「北京西国貿大酒店」、杭州の「索菲特西湖大酒店」などだった。

全国旅行星級評価委員会は今年2月、1回目の潜入検査により深刻な問題が見つかった五ツ星ホテル17件に対し、等級取り消しまたは期限内の改善処理を科していた。これらの五ツ星ホテルには深刻な衛生および消防安全問題、サービスが基準に達しないなどの問題が発見されたという。

今回も「旅行ホテル等級の区分と評価」および関連規定に従い、2回目の潜入検査が実施された結果、処置を決定したとしている。

~北京天津ジャピオン2019年4月29日号~

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