2019年度大学生就職状況 全国平均月収は5440元に

【京津7月9日】『2020年中国大学生就業報告』が7月9日(木)、中国社会科学文献出版社より発表された。これによると2019年度の大学卒業生の平均月収は5440元で、インフレの影響を除いて5年前と比べ23.6%増えている。

大学の専攻別ではコンピューターや電子情報工学専攻の月収が6000元超え、自動化技術も5899元と高く、就職も比較的容易で学生の満足度が高い。

これに対し美術、音楽、法学、化学専攻は月収が低く安定性を欠き、3年連続で学生の満足度も低くなっている。

卒業生の就職先を地域別で見ると、上海・江蘇省・浙江省などを含む長江デルタ地域が最も多く25.8%、次に広東省南部から広がる珠江デルタ地域の21%が続いている。

都市別では、杭州・天津・蘇州などの新一線都市に就職する学生は過去5年間で4ポイント増加したが、一線都市に就職する学生は6ポイント減少した。

~北京天津ジャピオン7月20日号~

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