北京の初雪鑑賞に1日30万人 郊外区では暴雪レベルを観測

【北京12月1日】初雪に見舞われた北京で11月30日(土)、頤和園、北海公園、景山公園など11カ所の市属公園および中国園林博物館の観光客数が1日で前月同期比50%増の約30万人に達した。

北京では29日(金)の午後から夜間にかけて降雪が始まり、北京市の平均降雪量は中雪レベル、北部は大雪レベル、郊外の延慶区、昌平区では暴雪レベルが観測された。気象部門のデータによると、29日14時~30日6時までの北京市の平均降水量は3.9mm、西北部で7.1mm、延慶区海子口では最大の13.7mmだった。中心部の積雪の深さは1~3mm、延慶区では最大の11mmに達した。

朝陽区城市管理委員会が発令した除雪・除氷応急案を受け、朝陽環境衛生服務中心は29日、作業員4200人と除雪車を出動。30日6時半までに融雪剤約2600tを散布し、主要道路の融雪作業に追われた。

 

~北京天津ジャピオン2019年12月9日号~

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