北京市教育委員会は2月25日(月)、小中学生の宿題の負担を軽減させるための新規則を制定した。
市内の全小中学校には3月19日(火)より、宿題量の制限が求められる。
同規則は、小学1~2年生の宿題は一切なし、3~4年生は国語と算数、英語の宿題を毎日30分以内、5~6年生は毎日1時間以内に抑えることを要求している。
また、中学生については1・5時間以内とした。
さらに学校での学習時間も、小学生は1日6時間以内、中学生は8時間以内とするよう定めた。
市では近年、高校および大学受験が子どもたちに与えるプレッシャーや保護者による過度の教育に加え、子どもたちの睡眠時間や体育科目、自由時間の不足などが問題視されている。
(2月26日)
~北京ジャピオン2013年3月4日号