近日、密雲ダムの上流にゴミ埋め立て地が存在し、環境保護組織の調査により、このゴミから浸出した汚染物質がダムに流れ込む危険性があると判明したと中国メディアが伝えたことを受け、北京市環境保護局は２月24日（日）、公式の簡易ブログ微博（ウェイボ）を通じ、当局はすでにこの件の調査に乗り出しており、結果をただちに公表すると発表した。

ダムのある密雲県不老屯鎮兵馬営村の村民は近日、付近を流れる牛河の河辺に３年前から占有面積数千平方㍍の巨大ゴミ埋め立て地が存在するとし、09年秋から鎮内十数の村のゴミが同地に運ばれていることを明かした。
この件を告発した村民は、今年になって村の水道水の石灰や水酸化マグネシウムの量が以前より増えたことに気づいたとし、ゴミの埋め立てが水質に影響を及ぼしたのではないかと心配している。
（２月25日）

～北京ジャピオン2013年3月4日号