天津中3・高3授業再開前夜 無症状感染報告で緊急事態に

【天津4月20日】天津市内の中学3年生、高校3年生の授業再開を翌日に控えた4月19日(日)深夜、天津市西青区疾病管理センターに、同区で武漢帰りの無症状感染者が確認されたとの報告があった。

その人物は武漢市新洲区で受けたPCR検査で陽性だったが、自覚症状がなかったため結果を確認せずに天津に向け出発していた。

同センター及び公安部、教育部を含む西青区の関連部門は一分一秒を争う臨戦態勢に突入。無症状感染者が乗車した列車、バス、立ち寄った店の接触者約80人と連絡を取り、そのなかに学校職員や中3、高3の生徒、及びその家族がいないかを確認。すべての調査が終了したのは授業開始の直前だった。

 

~北京天津ジャピオン2020年4月27日号~

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