懐柔区にある西水峪長城の修復工事が今年10月末までに完成し、関連部門の審査を経て、一般に開放される予定であることが分かった。
西水峪長城は懐柔区九渡河鎮西水峪村に位置する全長960・5㍍の長城で、明代に建設されたもの。
2010年にも懐柔区が同長城の一部を補強する工事を行ったが、今年、更なる補強工事を開始し、4カ所の敵楼(見張り台)および6カ所の防御壁に対して重点的な補修を行ってきた。
西水峪長城の工事スタッフは、同長城の山道の一部は勾配が険しく道も狭いため、運搬車が走行できる状態ではないとし、特別に馬やロバによる運搬隊を組織し、工事に必要なレンガや石灰などの材料を山に運んでいると話している。
(7月30日)
~北京ジャピオン2013年8月5日号