【天津5月28日】近ごろ天津市予防抑制指揮部は「天津市新型コロナウイルス肺炎流行予防抑制期間における夏季空調システムの使用ガイド」を策定し、オフィスビルなど公共の場所でのエアコンの安全使用を指南した。
ガイドによるとエアコンには個別空調とセントラル空調の2方式があるが、どちらも使用前には消毒剤で洗浄することが望ましい。
個別空調方式では室内の空気を新鮮に保つため、エアコンをつける前に20~30分換気、切った後にも換気を行う。使用時間が長かったり人が多い場合には、2~3時間ごとに換気が必要となる。
セントラル空調方式では週に1回機器を消毒剤で洗浄し、冷却水や排水の中のレジオネラ菌についても定期的に検査する。空気が循環するタイプは、循環を止めて新しい空気を導入するようにする。
また、肺炎の疑いが出た場合は直ちに使用を停止、機器の消毒・洗浄を行うよう求めている。
~北京天津ジャピオン2020年6月1日号~