天津、自動運転スマートバス 海河教育園区で試験運転開始

【6月24日】6月23日(火)、天津市海河教育園区で自動運転スマートバスの試験運転と試乗が始まった。

試験運転が導入されたのは、天津大学、南開大学および多くの職業学校を結ぶ28キロの運行ルート。途中には、17のスマート交差点と4つのスマート停留所が設置されている。

バスには前部・後部および四隅にスマートセンサーが取り付けられ、周囲360度の検知が可能。また、パノラマシミュレーションシステムで車の状況をリアルタイムに監視し、緊急時には同乗する運転士が車両をコントロールする。

同バスには乗客の利便性にも様々な工夫が見られ、停留所にはバスの現在位置や運行速度、乗客数などが表示される。また、乗車中は音声および顔認証システムにより、道路状況や運転状況が確認可能。バーチャルガイドによる周辺地域の案内や自動運転技術の説明を聞くといった体験もできる。

~北京天津ジャピオン 2020年7月6日号~

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