【北京9月2日】最近、通州区運河商務区に建設中の「北京タワー(北京塔)」が、高さ300mメートル(日本一の超高層ビル「あべのハルカス」に相当)の北京城市副中心のランドマークとなることがわかった。
北京城市副中心五河合流エリアに位置する運河商務区は、企画面積20.38平方㎞。北側の新城金融服務園区、運河商務区起動区、東側の0101街区(副中心駅総合交通中枢)の3区で形成される。運河商務区管理委員会副主任によると、同区はビジネス機能をスムーズ化する重要なキャリアであり、金融や経済の発展において重要な役割を担う。目下、企業55社の入居が決定しているという。
運河商務区に建つ新光大公寓楼の41階からは、一面の緑地と大運河で形成された自然の風景が一望できる。運河商務区は約1000万平方メートルにオフィスビル、商業ビル、マンション、ホテルなどの総合事業を展開する計画で、このうち最高層建築物が新光大中心の北京タワーとなる。新光大中心は北京タワーを含む130~300メートルの6棟の高層建築から構成されるという。
北京タワーは現在、2023年の竣工に向け、急ピッチで建設を進めている。
~北京天津ジャピオン9月7日号~