2014年空気質量状況報告 京津は未だ基準を大幅に超過

【京津2月3日】環境保護部は2月2日(月)、2014年の重点区域と74都市の空気質量状況を発表した。これによると昨年、全国でPM2・5濃度が減少し、北京・天津・河北省の一部の平均濃度も93マイクロ㌘/立方㍍、前年同期比12%減に低下したが、依然として基準値の約3倍の超過だった。
発表によると、昨年、74都市のうち66都市で異なる程度の基準超過があった。そのうち、北京・天津・河北省の汚染は深刻で、年度空気質量ワーストランキングの上位は同地区に集中。ワースト10都市は、保定、邢台、石家庄、唐山、邯鄲、衡水、済南、廊坊、鄭州、天津となっている。
また、同地区の13都市が重点都市に組み込まれ、これらの都市の年平均基準値達成日数は156日で、74都市の平均基準値達成日数より85日少なかったとしている。

~北京・天津ジャピオン2015年2月9日号

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