北京市民の社会心理状況青書 6割が幸福感、30代が最高に

【北京10月18日】北京市社会心理服務促進中心は10月18日(日)、「北京社会心理状況青書(2019―2020)」を発表した。これによると、北京市民の心理的健康状態は良好で、幸福感が比較的高いと回答した人は約6割に上った。

同青書は18~70歳の北京市常住市民に対し、社会的認知、社会的感情、社会的価値観、社会的行動傾向の4つの角度から心理的健康を調査したもの。

調査によると、「自分は比較的幸福」または「非常に幸福」が全体の59.8%で、女性の幸福感が男性を上回った。また、年齢別で最も幸福感が高いのは31~40歳、収入別では月収2万元以上だった。

一方、市民の社会的不安や疎外感は中レベルよりやや高く、最も不安が大きいのは博士課程以上の学歴を持つ市民(54.35ポイント)、最も疎外感を感じているのは無職・退職後の市民(52.05ポイント)だった。市民の心理的健康状態は96.61ポイントで、年齢別で最高レベルは41~50歳(101.66ポイント)、最低レベルは小学生以下(83.87ポイント)。

このほか市民のスマホ依存度は平均的に中レベルで、最も高いのは21~30歳(69.46ポイント)で、男性が女性を上回っている。

~北京天津ジャピオン10月26日号~

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