北京の自動運転路上テスト 走行距離が200万キロを突破

【北京11月8日】北京智能車聯産業創新中心が11月8日(日)発表したところによると、北京の自動運転車の路上テストにおける安全走行距離が10月末までに200万キロを超えた。今年は10月までに約96万キロのテスト走行を行い、昨年1年間の走行距離・約7万キロを大きく上回った。

北京市は北京経済技術開発区・海淀区・順義区・房山区で200本、総計700キロの道路を路上テスト用に開放。北汽新能源・蔚来・百度・ダイムラーなど14社87台に、路上テストのための臨時ナンバーを交付している。

自動運転車の路上テストにおいて、北京は申請企業数、車両数、テスト距離すべて全国1位。IT企業、完成車工場、地図メーカーなどがテストを申請し、中でも百度と小馬智行の45台は有人テストの資格を取得している。

11月11日(水)開幕の「世界智能網聯汽車大会」では、一般道での初の自動運転体験イベントも行われる予定。

~北京天津ジャピオン2020年11月16日号~

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