犬のリード装着法律化に伴い 北京、「文明飼い犬公約」を発表

【北京4月25日】北京市委員会宣伝部は4月24日(土)、飼育犬に関するイベント“文明養犬在行動”の席上で「文明飼い犬公約」を正式に発表した。

同イベントでは、市内から選出された30人の優秀な飼育犬の飼い主が表彰された。

5月1日(土)より実施された改訂版「中華人民共和国動物防疫法」では、犬の散歩時のリード装着が正式に法律として定めされており、飼育犬に関するマナーに注目が集まっている。

「文明飼い犬公約」では、まず始めに犬の証明書手続きを行うことを最重要事項とし、検査及びワクチン接種の必要性を示唆。また、犬を飼う際には品種や体格の選択が重要だとし、人出が多い時間帯を避け、高齢者・幼児・妊婦の妨げにならないよう散歩の際はしっかりとリードを装着。散歩中にはみだりに吠えさせず、規定の範囲内で走らせ、フンの始末は速やかに行い、早期から積極的に犬に対してしつけ・訓練を行うよう促している。

北京では2020年6月1日(月)より実施された「北京市文明行為促進条例」の中で、犬の散歩時にリードを装着しない、犬のフンの始末をしないことは重大なマナー違反行為にあたると規定している。

~北京・天津ジャピオン2021年5月3日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP