北京公園での非文明行為摘発 約2カ月間で9万件に上る

【北京4月25日】北京市園林緑化局は4月25日(日)、今年2月~現時点までの市内の公園におけるマナーに反した行為に対する勧告・制止は約9万件だったと発表した。

北京では今春、大勢の花見客が市内の公園を訪れており、観光客の一部が野草を採る、弓で野鳥を撃つなどの行為に及んだ。城市管理執法部門は「北京市公園条例」に基づき、各公園にて巡回・取り締まりを実施。花や木を折る、芝生を踏む、動物を傷付ける、水泳、釣り、騒音などマナーに反した行為への処罰は816件、罰金総額は1万9150元に上った。同時に公安部門では市内公園及び周辺にて取り締まりを実施、約20人を拘留した。

“五一(5月1日の労働節に伴う連休)”期間、市内の各公園では観光客がピークを迎える見込みで、北京市園林緑化局は公安局、文化和旅遊局などとの協力により、マナーに反する行為の取り締まりを強化するとしている。

~北京・天津ジャピオン2021年5月3日号~

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