「北京市生活ゴミ管理条例」1周年 ゴミは2割減少、認知率98%に

【北京5月1日】北京市城市管理委員会関連責任者は5月1日(土)、「北京市生活ゴミ管理条例」実施から丸1年を経て、市内のゴミ分別は予想を上回る効果を上げていると発表した。

同責任者によると、市内にある約1万3000の小区(集合住宅)、約3000の村でゴミ分別を実施した結果、昨年の生活ゴミの1日の平均回収・運搬量は2.2万トン、前年比で20.42%減少した。さらに今年1~4月の1日の平均回収・運搬量は前年比6.36%減の2.06万トンだった。

また、今年4月の家庭生ゴミは条例実施前に比べ、11.6倍に激増。飲食企業生ゴミを含む生ゴミの総量は46.1%増となり、生活ゴミの回収利用率は37.5%に達している。

このほかゴミ分別実施区域でのサンプル調査及び現場検査の結果、ゴミ分別に対する住民の認知率は98%、参加率は90%、分別の正確さは85%前後となっている。

~北京天津ジャピオン2021年5月10日号~

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