【北京5月31日】北京市民サービスホットライン「12345」に6月1日(火)、北京市未成年保護専用ラインが正式に開通した。
同ラインは専門家によるコンサルティングチームが補佐し、WeChat(微信)公式アカウントや「北京通」アプリなどと連携し、未成年が抱える各種の問題に対応する。
北京市民政局副局長によると、目下、北京市には303万3000人の未成年が常住し、このうち2万人以上が保護者が存在しない、あるいはネグレクトなどの状況下で遺棄、性的虐待、虐待、暴力傷害などのリスクに晒されるなど、困難な境遇に置かれているという。
受理内容は、未成年保護政策法規コンサルティング、心のケア、立件のサポートや専門家の紹介、未成年の生活困窮受理、未成年の人権侵害事件の調査などが含まれる。
また、ホットラインへ寄せられた緊急の通報等に関しては、警察や救急車への転送も行う。
~北京天津ジャピオン2021年6月7日号~