【北京6月11日】平谷区人民裁判所は最近、高所から物を投げ捨てたとして被告人に対し、高所投棄罪で懲役6カ月、執行猶予1年及び罰金6000元の判決を下した。
内装業に従事する被告人は今年4月3日(土)、平谷区にある6階建ての住宅で窓の撤去作業を行っていた際に、階下に下ろす予定だった長さ60~100センチのアルミ枠22本を束ね、人がいない隙を見計らって6階の窓から投げた。ちょうど外へ出た某住民は、目の前に落下したアルミ枠を見て、即座に通報。被告人はアルミ枠を投げ捨てる際にこの住民を見かけ、大声で叫んだため、住民は避難したという。なお、アルミ枠の重量は3.39キロあり、両端は鋭利で危険性も高かった。
~北京天津ジャピオン2021年6月21日号~