【北京8月24日】今年の北京の雨季降水量はわずか41・4㍉メートルと、例年同期に比べ66・9%少なく、2004年以来最少であることが分かった。
国家気候中心のデータによると、今年7月21日(月)~8月10日(日)の雨季中、北京、天津を含む華北地区の累計降水量は63・8㍉メートルで、例年同期より33・4%少なくなっている。
国家気候中心の専門家によると、今年の8月以降、エルニーニョ現象の影響を受けて、中国南海とベンガル湾の水蒸気が南方へ運ばれ、南方地区の降水量が増加。一方、北方地区は不利な状況で降水量が少なかった。
~北京・天津ジャピオン2014年9月1日号