新ダイヤに時速350キロ高鉄 北京南―上海などで導入開始

【北京6月21日】中国鉄路北京局は6月25日(金)0時より、2021年第3四半期(7~9月)の列車運行ダイヤを実施する。中国中央電視台(CCTV)の公式ニュースアプリが伝えた。

今回の新ダイヤでは、京滬高速鉄道に最高時速350キロメートルの「復興号」6便が増便され、合計24便となるほか、京哈高速鉄道では固定便で33便、オンシーズンの臨時便(高峰線)はさらに19便を増便し、合計60便(臨時便を含めると81便)とする。また、北京駅始発着の頭文字“G”列車が登場する。

京滬高鉄は具体的に、北京南―上海虹橋が2便、北京南―寧波、北京南―上海(蘇州北)、北京南―上海、北京南―温州南がそれぞれ1便増便。最高時速350キロの新幹線(動車組)は特別快速仕様で、特殊な状況を除き、始発駅から終点までの停車駅は2~3駅となる。

一方、京哈高鉄の増便は北京朝陽―赤峰が10便、北京朝陽―ハルビン西、北京朝陽―瀋陽が各5便、北京朝陽―吉林が3便、北京朝陽―長春西が2便など。

新ダイヤ実施後は、北京駅、北京西駅、北京南駅、北京北駅、清河駅、北京朝陽駅の6大鉄道駅全駅での「復興号」発着が実現することになる。

~北京天津ジャピオン2021年6月28日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP