小中学生の宿題負担軽減政策*保護者によるダメ出しを禁止

【北京8月31日】北京市教育委員会スポークスマンは8月31日(火)、「北京市教育“双減”工作新聞発表会」の席上で、学校側に対して機械的な繰り返しや懲罰的な宿題を出すことを禁じ、保護者に対しては宿題を添削・訂正し、学生に宿題をやり直させてはならないとした。

“双減(義務教育段階における宿題に伴う過度な負担と学外の教育活動に伴う負担の軽減措置)”実施に伴い、学生の宿題量の調整により授業の効率を上げるため、宿題は学生が全面的に自ら行い、これに対し教師が添削するものだと説明。

また、学校側に対し、学生の年齢的な特徴や学習規律に添った宿題の出し方の指導を強化し、学生の素養を高めるための教育への誘導を体現し、徳・智・体・美・労を網羅した全面的な人材の育成の基礎を作る宿題、階層、伸縮性、個性に特化した宿題で宿題のレベルと適性を向上するよう要請している。

~北京天津ジャピオン2021年9月6日号~

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