【北京9月27日】北京タクシー巡網融合公式サイト「北京タクシー」が9月26日(日)、正式にオンラインでの運営を開始した。
「北京タクシー」はタクシーのスマート化管理を実現し、配車をよりスムーズかつ効率的にすると同時に空車率の低下を目的に設立。現在、中小タクシー企業約100社が加入しており、将来的には市内のタクシー約6万台のネット予約・配車を実現するとしている。
同サイトは、北京タクシー兼カーリース協会とアリババ傘下の地図情報企業「高徳地図」が運営するネット配車アプリ「高徳打車」の提携により、今年5月に発足。高徳打車のデジタル化ソリューションを基礎に、北京の中小タクシー企業に“インターネット+タクシー”モデルを導入し、ネットワーク化を図る。目下、「金銀建出行」、「北汽タクシー」、「新月タクシー」、「北方出行」、「漁陽出行」などのタクシー企業に所属する約3万台が加入。北京タクシー兼カーリース協会会長は、これを機にサービスの改善、タクシー運転手の収入の引き上げも目標に掲げている。
利用者は「高徳打車」から「北京的士」を選択、オンラインで即時、タクシーを呼ぶことができる。
~北京天津ジャピオン2021年10月11日号~