北京、6年ぶり11月初旬の初雪*紅葉の雪景色を22万人が鑑賞

【北京11月8日】北京市公園管理中心によると、11月7日(日)17時までに各市属公園に訪れた観光客数は合計21万6000人に上った。中でも観光客が集中したのは、頤和園、天壇公園、景山公園だった。

前日6日(土)から降り出した今冬の初雪による北京の雪景色を鑑賞しようと、多くの市民が外出した。

北京市城市管理委員会は6日、全市に待機要員5万6000人を配置。各型の除雪車1万791台、その他の融雪車、清掃車などの作業車6603台などが配備された。除雪・除氷を請け負う北京環衛集団は、長安街、二・三環主道路、天安門地区、オリンピック(奥林匹克)園地区、北京城市副中心などの広範囲に出動。除雪・除氷、路面氷結を防止するための融雪剤の散布など、夜を徹しての作業面積は、約5109万平方メートルに及んだ。

気象関連の統計によると、直近10年で最も早い初雪は2012年の11月4日だった。今冬はこれに次ぎ、2015年11月6日とタイで2番目に早い初雪となった。

統計によると、11月6日20時~7日14時までの全市の平均降水量は11.8ミリメートル、中心区域で11.6ミリメートルだった。

~北京天津ジャピオン2021年11月15日号~

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