【北京3月15日】故宮博物院は3月15日(金)、紫禁城で過大年(年越し)」イベントの際に展示した「天灯(ランタン)」と「万寿灯」の復元品を公益オークションに出品することを明らかにした。オークションの売上は、貧困地区の教育及び文化事業のために全額寄付する計画だという。
故宮博物院院長によると、「天灯」と「万寿灯」は同院の文書所蔵品研究の成果によって復元・制作されたもので、傘下企業の北京故宮文化傳播有限公司が出資・制作を請け負っていた。今年の春節前のイベントで乾清宮前の丹陛(朱色のきざはし)に飾られ、イベントの目玉のひとつとして話題を呼んでいた。
~北京天津ジャピオン2019年3月25日号~