北京市20年度の健康診断報告*中高生の体重過多・肥満率激増

【北京2021年12月27日】北京市体検中心、北京市体検質量控制和改進中心などは2021年12月27日(月)、「北京市2020年度体検(健康診断)統計報告」を発表した。これによると、健康診断で脂質異常症、体重過多、脂肪肝の検出率が高いことがわかった。

同報告は、20年度に北京で行われた353万人の健康診断データに基づいている。

データによると、大学入試前の健康診断で最も多い異常所見は視力不良、低身長、肥満、体重過多、低体重(やせ症)だった。このうち視力不良の検出率は89.01%に達した。また、男子生徒の平均体重過多・肥満率は44.46%、前年比で9.68%増だった。一方、女子生徒の平均体重過多・肥満率は前年比5.01%増の24.11%だった。なお、男子生徒の平均身長は177センチメートル、女子生徒は164センチメートルとなっている。

一方、高校受験前の健康診断で最も多い異常所見は視力不良、肥満、体重過多、色覚異常、低身長だった。

~北京天津ジャピオン2022年1月3日号~

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