北京冬季パラ、まもなく開催*バリアフリー改装で準備完了

【北京2月20日】北京市身体障碍者連合会副理事長は2月20日(日)、「北京2022冬季パラリンピック」記者会見の席上で、北京市及び河北省のバリアフリー施設の状況を説明した。

同副理事長によると、北京市では五輪開催地及び周辺地区108カ所で複数回にわたって全面的な検査を実施。8カ所の競技場、2カ所のパラリンピック村にスムーズなバリアフリー施設を実現し、25カ所の五輪指定病院、60カ所の五輪契約飲食店・宿泊施設、7カ所のパラリンピック契約飲食店・宿泊施設のバリアフリー改装が完成したことを紹介した。

また、車いす利用者に向け競技場の観客席の一部や更衣室、トイレ、バリアフリー客室にスロープを設けたほか、スマホ向けにバリアフリー経路のナビゲーションシステムを開設。パラリンピック村のライト、エアコン、カーテンにはセンサーシステム、音声認識システムを導入している。

~北京天津ジャピオン2022年2月28日号~

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