北京の上空に“光の輪”が出現*専門家が大気光学現象と説明

【北京5月9日】北京で5月9日(月)午前、空に“光の輪”が出現した。

太陽の周りに巨大な“光の輪”が発生することを「ハロ(または日暈・ひがさ)」と言い、大気光学現象のひとつ。

気象専門家によると、ハロは太陽の光の屈折により現れるもので、よく見られる現象だという。同日、北京の上空は“巻層雲(けんそううん)”と呼ばれる薄雲に覆われており、太陽が雲を通過する過程で、雲の中で光の屈折が生じたとしている。

なお、中国では民間に“日暈が現れると夜中の12時~2時に雨が降り、月暈が現れると11時~13時に風が吹く”ということわざがあるが、気象専門家は、同説は科学的な根拠に基づいたものではないと話している。

~北京天津ジャピオン2022年5月16日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP