三里屯クラブの集団感染事件*当局が経営会社を立件調査へ

【北京6月14日】北京朝陽市場監督管理局は6月14日(火)、WeChat(微信)公式アカウントにて、北京市市場監督管理局の指導の下、「天堂超市酒吧」を経営する北京鈺泰糖果娯楽有限公司を違法経営の疑いで立件調査すると発表した。

同店は新型コロナウイルス感染症防止策の規定である健康QRコード、検温、PCR検査の陰性証明の厳格なチェックを行わず、クラスター(集団感染)を引き起こしたとして、6月12日(日)には営業許可証の取り消し処分を言い渡され、厳重違法信用喪失企業リストへの列挙が決定的となっている。

三里屯にある同店で発生したクラスターにより、6月9日(木)~14日15時までに累計287人の感染者が報告されている。このうち実際に店に訪れた人は213人で、感染者は市内14の区及び経済開発区に分散している。また、濃厚接触者は6000人以上にも上る。

~北京天津ジャピオン2022年6月20日号~

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