公園内に生えた野生のキノコ*食中毒で死に至る猛毒種も

【北京8月22日】北京市疾病予防控制中心は最近、公式ウェイボー(微博)にて、市内の公園内で“肉褐鳞环柄菇(和名なし)”が目撃されているとし、間違っても食べないよう注意を促した。

ハラタケ属のキノコの一種である肉褐鳞环柄菇は、2019~21年までに中国国内で35件の中毒事件が起きており、85人が食中毒、8人が死亡している。見た目はシイタケにも似て香りもあり、シイタケの4分の1ほどの大きさながら、猛毒物質が含まれており、急性肝不全を引き起こし、死に至ることもある。

疾病予防控制中心はキノコによる食中毒が多発する時期でもあることから、公園や郊外で野生のキノコを採取し、食さないよう注意を促している。

~北京天津ジャピオン2022年8月29日号~

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