「世界ICVカー大会」が閉幕*バスや農機も自動運転時代へ

【北京9月16日】順義区の北京中国国際展覧中心新館にて9月16日(金)~18日(日)、「2022世界インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)カー大会」が開催された。

同大会では、世界各地のICV関連企業213社による最新技術を駆使した191商品をお披露目。同時にインテリジェントドライブテストマッチや屋外自動運転輸送体験なども行われた。

室内の展示エリアはスマートシティ、スマートコミュニティ、IC高速道路、インテリジェント農機の4大アプリケーション・シナリオが設置され、スマート公共バスや自動運転タクシー、無人清掃車、無人配送車、トラクターや田植え機、植物防疫噴霧機、刈取機などのインテリジェント農業器などが紹介・展示された。このうち新型のインテリジェント田植え機は人による操縦が不要で、1時間に6~12畝(1畝は約6.35ヘクタール)の田植えが可能となり、手作業に比べ、コストの低下や生産率などの向上に繋がると紹介している。

北京では今年7月より国内初の自動運転サービス商業化の試験的運営を開始。北京経済技術開発区では、中心区60平方キロ範囲内に30台の自動運転車両が稼働している。

~北京天津ジャピオン2022年9月26日&10月3日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP