北京シェアサイクル利用者数*前年比11%増の8.67億人に

【北京11月21日】北京市交通委員会は最近、今年~現在に至るまで、北京のシェアサイクルの利用者数は前年同期比10.91%増の8億6700万人に達したと報告した。

1日の平均利用者数は294万4000人だった。

シェアサイクルのポート(自転車の貸出・返却を行う駐輪場)利用遵守率は98%、サイクルスタンドへの駐輪率は95%に達した。また、自転車1台の1日の平均回転率は0.9回から3.3回に上昇。オフシーズンの車両使用効率は2020年比で80%上昇している。

北京市中心区の重点エリア31カ所にあるポート1181カ所では、ポートを柵で囲む管理方法を採用。軌道交通駅周辺や大型商業圏などでは、GPSやブルートゥースセンサー技術を用いて一定のエリア内の車両返却数や使用状況の監視測定を実施。中心区軌道交通駅監視測定普及率は48.03%に達している。これらの対策により、自転車の乗り捨てや放置などに関するクレーム数が大幅に減少した。

なお、市民のシェアサイクルに対する満足度は80%以上、市民満足度調査における停車・放置に関する秩序改善の支持率は92%に達している。

~北京天津ジャピオン2022年11月28日号~

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