【北京1月7日】中国鉄路北京局集団公司は最近、今年1月7日(土)~2月15日(水)までの40日間の“春運(春節期間の帰省ラッシュ)”期間、北京地区を出発する鉄道利用者数は約1000万人に上る見込みだとした。
なお、出発日のピークは1月18日(水)となる見込みで、同日に北京地区を出発する利用者数は約38万人を見込んでいる。
2022年12月30日(金)には北京-唐山間を結ぶ京唐城際鉄路、北京-天津間を結ぶ3本目の高速鉄道・京濱城際鉄路が開通。これに伴い、北京発の鉄道利用客の主な目的地は天津、石家庄、承徳、張家口、秦皇島、唐山、衡水、邯郸などの近距離に集中している。また、スキーシーズンを受け、京張高速鉄道を利用するスキー客も増加しているという。
一方、空の便では、北京首都空港の“春運”期間の利用者数は約482万2000人、1日平均12万1000人となる見込み。
予測データによると、最初の帰省ラッシュは1月20日(金)の約14万6000人。“除夕(旧暦の大晦日)”にあたる21日(土)より利用客数は減少し、Uターンラッシュは1月27日(金)の約14万2000人を見込んでいる。
~北京天津ジャピオン2023年1月16日&23日合併号~