年々価格高騰する上海蟹 今年はさらに値上がりか

蘇州市陽澄湖大閘蟹行業協会は8月12日(日)、今年の大閘蟹(上海蟹)の水揚げ解禁日が9月22日(土)前後となることを発表した。

同協会会長は、今年の上海蟹は中秋節前の出荷が可能であるとし、うち6~7割が中秋節と国慶節の祭日期間中に販売されると語った。また、漁獲高は昨年に続き高く、2500㌧に上る見込みだという。出荷価格は昨年よりは安定するものの、僅かに値上がりするだろうとの見方を示した。
陽澄湖産の上海蟹は爆発的な人気があることから、昨年は平均15~20%と大幅に値上がりした。昨年9月末には、北京市内で200㌘サイズのオスの上海蟹が500㌘当たり330元もの高値で販売されており、北京市内では、手の届かない贅沢品のさらなる値上がり予測を遠巻きに眺める一般消費者も少なくないという。
(8月13日)

 

~北京ジャピオン2012年8月20日号

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