北京の成人喫煙率は19.9%*7割が電子タバコ法規制希望

【北京1月29日】北京市衛生健康委員会は最近、「第5回成人タバコ流行調査」のデータを発表した。これによると、15歳以上及び成人の喫煙率は19.9%で、2021年からほぼ横ばいだったことがわかった。

同調査は北京市内の16区(経済開発区を除く)、50の街、100の村委員会で実施。有効回答数は1万727件。

データによると、北京が2030年までに掲げる目標「15歳以上の喫煙率を17%以下にする」には及ばないものの、成人喫煙率は緩やかに下降。家庭内での受動喫煙(二次喫煙)による環境たばこ煙(ETS)曝露率は29.6%と、21年比で改善している。

また、過去・現在の喫煙者のうち、禁煙率は29.6%に達し、現在禁煙を試している率は21年の38.2%から41.8%に、禁煙を計画している率は19.2%から23.7%に上昇した。

このほか電子タバコに関しては、使用率は21年の7.4%から6.6%に下降。現在進行形の電子タバコ使用率も3.2%から2.2%に下降した。なお、調査対象者のうち77.4%が電子タバコを禁煙法の対象とすることを支持していることがわかった。

~北京天津ジャピオン2024年2月5日&2月12日号~

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