北京市公安機関は６月１日（土）より、市内の各派出所にて住民身分証への指紋情報登録を開始した。
今後、市民は身分証の新規取得、更新、変更を申請する際、指紋登録が必要となる。
現在は銀行ローンの申請や不動産購入、就業就学など様々な手続きに身分証が必要となるが、公安部によると、現行のＩＣカードタイプの身分証は本人確認が写真でしか判別できず安全性が脆弱だったとし、指紋登録の新身分証は偽造などの防止にも役立つとしている。
従来の身分証も有効期間内は継続して使用できるほか、指紋情報付きの身分証への切り替えも随時可能。
（５月27日）

 

～北京ジャピオン2013年6月3日号