地下鉄1号線の玉泉駅付近の団地で7月14日(日)午後、一角にある緑地に開いた穴からゴキブリが大量発生する騒動が起こった。
午後1時頃『北京晩報』の記者が駆けつけると現場近くの地面にはゴキブリの死体が散乱しており、その多くは体長4㌢以上、幅1㌢ほどの大型のものであった。
住民の証言によると、同日午前中に現場付近で蚊やハエを駆除する薬剤の撒布が始まった。
すると直後に、緑地に開いた穴から100匹を優に超える数のゴキブリが飛び出してきたため、複数の住民がレンガなどでゴキブリ退治を行ったという。
穴の直径はバレーボールほどの大きさで、毎年夏になるとゴキブリが出てくる姿が目撃されていた。
騒動後もゴキブリは穴の中でうごめいており、住民らは、穴がレストランの下水道や熱パイプなどとつながっていて、ゴキブリが繁殖する温床となっているのではないかとしている。
住民らは同日中に、団地や道路の管理部門に対応を求める報告を行った。
(7月15日)
~北京ジャピオン2013年7月22日号