上半期に2000店以上 不景気で飲食店が閉店に

中国烹飪協会は7月29日(木)、北京市では今年上半期に2000軒以上の飲食店が閉店したとの報告を発表した。
同報告によると、北京市の飲食業界の収入は今年に入りマイナス成長が続いている。
関連部門の調査では、1月~5月までの市内50社の飲食企業の売上が6%、15社の高級飲食企業の売上が36%、それぞれ減少したとしている。
また、北京市内の〝有効餐飲服務許可証〟の発行数も減少しており、6月30日(日)には6万186件と、1月に比べ2168件減少した。
湖南料理店の「湘鄂情」は上半期に8店舗を閉店、北京ダックの老舗「全聚徳」も営業利益が32%減となるなど、チェーン展開する有名店でも業績低迷が見られている。
同報告は、市場の変化、コストの高騰と利益減少が飲食店減少の主な原因であるとしている。
(7月30日)

 

~北京ジャピオン2013年8月5日号

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