35のPM2・5観測所 来月の運用開始を予定

北京市環境保護局は9月4日(火)、今月末から10月頭にかけて、市内に35カ所のPM2・5観測所を建設することを明かした。早ければ10月中に、観測結果の配信を始めるとしている。
同局担当者によると、35の観測所での観測データ配信が始まると同時に、同局のウェブサイトでデータの閲覧が可能になるとしている。これにより市民はインターネットで最寄りの観測所のPM2・5、PM10などの汚染物質データを確認することができる。
大気汚染の改善対策として観測所設置と並行し、市では、市の西南部、西北部、東北部の天然ガス火力発電所の建設を急いでいる。さらに石炭ボイラからクリーンエネルギーへの改造計画を実施し、石炭消費200万㌧の削減を目指している。
(9月5日)

 

~北京ジャピオン2012年9月10日号

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