CA国内線で食中毒騒動 期限切れの機内食を提供

10月6日(日)、新疆ウイグル自治区のハミから北京に向かう中国国際航空1268便で、乗客約20人に下痢の症状が出る食中毒騒動が起こった。
乗客の1人が同日17時過ぎ、機内で配られた夕食に含まれていた「牛肉焼餅(中華風牛肉のおやき)」を食べた後、賞味期限が4日間過ぎていることに気づいた。
すぐにチーフパーサーに対応を求めたが、対処できないと拒否された。
その約30分後に、嘔吐する子どもが現れたほか、約30人が腹痛を訴え、約20人が下痢を起こした。
最初に賞味期限切れを発見した乗客は、着陸後も同航空に対応を求めたが、たらい回しに遭い正当な対応が得られなかった。
そこで同日22時頃に地元紙『北京晩報』に事の次第を訴え公にしたところ、同航空スタッフが乗客一家を病院に連れて行き、腸炎と診断された。
同航空は現在、騒動の原因を調査中であるとしている。(10月7日)

 

 

~北京ジャピオン2013年10月14日号

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