中国国家統計局は1月20日(月)、2013年の都市住民年間平均総収入が2万9547元であったことを発表した。
そのうち平均可処分所得は2万6955元で、前年比で実質7%増となった。
今回の統計では、低所得者から高所得者まで、都市住民を5段階に分けて調査し発表。
年間平均可処分所得に関しては、低所得者層で1万1434元、中間所得者で2万4518元、高所得者層で5万6389元だった。一方、農村住民の年間平均純収入は8896元で、実質の伸び率は前年比で9・3%増となった。
また同局は、所得分布の格差を表す「ジニ係数」も公開。
13年のジニ係数は0・473と、04年以来の低水準を記録した。
しかし、同係数は1に近づくほど格差が大きいことを示し、0・4を超えると、社会の不安定が生じるとされる。
(1月21日)
~北京ジャピオン2014年01月27日号