北京、未成年保護条例を改訂*DVやいじめの具体策も明記

【北京5月26日】北京市で6月1日(木)より、改訂版「北京市未成年人保護条例」が施行された。

新条例では、家庭、学校、社会、ネット、政府、市政の保護に関して、未成年の心身の保護を明確かつ具体的に規定している。

具体例を挙げると、北京市民サービスホットライン「12345」に未成年保護ホットラインを設置し、未成年が両親または後見人から虐待や人権侵害を受けるなど身の安全の危機に瀕した際に専門家が受理し、コンサルティングや救助を行うとしている。

また、社会的保護対策として、未成年の健康的な成長に有益な図書、雑誌、映画、テレビ番組、芸術作品などの制作を推奨し、学校や幼稚園の周辺200メートル範囲内に商業娯楽施設やバー、ネットカフェなどの設置を禁止、周辺100メートル範囲内でのタバコの販売を禁止するとしている。

このほかSNSなどによるいじめ予防・防止の仕組みを確立し、緊急保護機能を設立。学校側にもいじめ予防・抑制のための制度を設けるよう要求し、定期的にいじめに関する専門調査を行うよう要請。教職員や学生に対し、いじめ防止のための教育や研修を行い、意識を高めるよう求めている。

~北京天津ジャピオン2023年6月5日号~

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