北京、豪雨再来で水害多発 密雲ダムでは貯水量が回復

北京市は7月15日(月)、大雨に見舞われ、8~12時の市内平均降水量は9㍉リットルとなった。
この雨による同日15時までの市内ダムの増水量は618万立方㍍に上り、密雲ダムの貯水量は2012年11月以来、11億立方㍍まで回復した。
北京市では7月14日(日)夜より降雨となり、15日深夜1時5分に北京市防汛指揮部は北京市気象台からの暴雨黄色警報を発令、同日9時には山区県の観光地に対し観光客の安全を確保するよう要請、市民に危険区域への侵入を避け、土石流や崖崩れなどの地質災害に注意するよう注意を促がした。
また、交通、排水、住建などの部門で交通警察や排水処理、道路修理の人員を緊急動員した。
防汛指揮部の報告によると、家屋浸水が132件、床下浸水が15件、出動人数は3000人に上ったとしている。
(7月16日)

 

~北京ジャピオン2013年7月22日号

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