大手旅行サイト「Ｃｔｒｉｐ（携程）」は３月23日（日）、情報漏洩監視サービスを手掛ける「烏雲網」が、22日（土）に同サイトを利用する顧客の個人情報流出を報告したことを受け、謝罪するとともに、同件を原因とし顧客への損害が生じた場合、全額賠償すると発表した。
調べによると、漏洩したのはクレジットカード名義人の氏名、身分証番号、ＣＶＶ（カード確認番号）など。
関係者によると、漏洩は21日（金）、22日（土）、同サイトのテスト調整中に発生した。
２時間以内に修復が完了し、悪用される可能性のあるダウンロードの痕跡はないとしているが、同２日間にサイトを利用した顧客93人に対し、情報漏洩対策としてクレジットカードの利用停止と再発行を勧めている。
（３月25日）

 

～北京ジャピオン2014年3月31日号