広東省深セン市のテーマパーク「世界の窓」で、5月1日(木)の労働節に行われた、トマトをぶつけ合う「トマト祭り」の様子が2日(金)、ネット上にアップされ、物議を醸している。
同テーマパークはアジア、ヨーロッパ、アフリカなど8つのテーマに分け、各国の文化体験を提案する施設。
今回は、スペイン・バレンシア地方の収穫祭「トマティーナ」を再現し、使用したトマトは計750キロ(3150元相当)に及ぶという。
これに対しネットでは、「中国には貧しい人がたくさんいるのに、食べ物を粗末にすべきではない」と、非難の声が上がった。
施設側は、出荷に適さない、廃棄される予定の完熟トマトのみを使用したと説明している。
(5月4日)
~北京・天津ジャピオン2014年5月12日号